HOUSEハウス

池上季実子(二役)/大場久美子、神保美喜、松原愛、尾崎紀世彦、南田洋子、鰐淵晴子、檀ふみ、三浦友和、笹沢佐保、小林亜星

説明

HOUSEハウス/企画・監督:大林宜彦。脚本:桂千穂。音楽:小林亜星、ミッキー吉野。アクション:伊奈寛太。CF界の鬼才・大林宣彦が初めて手がける劇場用映画として話題となった作品。七人の少女と奇妙な羽臼屋敷を中心に幻想的ななかにスラプスティックな面とブラックユーモアを織りまぜて描くアイドル・オカルト映画。ポップな色彩とおもちゃ箱をひっくり返したような華麗な映像世界は世の映画少年を熱狂させて観客層は、圧倒的に十代が多く併映された百恵・友和コンビ主演「泥だらけの純情」との組み合わせも良くてヒットする。屋敷を舞台にした7人の少女たちが夏休みを屋敷で過ごそうとやってくるが、実はその屋敷は人を喰らう妖怪であったため、少女たちは1人また1人と屋敷の餌食にされていく。少女が1人食べられるごとに屋敷の女主人(南田洋子)は若返り、花嫁衣装を着られるようになる。ただし、少女たちが食べられる際の描写の大抵はシュールかつチープな特撮技術で処理されており、直接的な流血シーンは少ない。1977年7月30日~8月26日豊橋西武東宝、併映三浦友和・山口百恵「泥だらけの純情」。【サイズ:B2】【年代:1977年】