説明
トクガワイチゾクノホウカイ/脚本:松田寛夫。音楽:黛敏郎。監督:山下耕作。德川幕府末期における徳川幕府が終わりを迎える幕府側会津藩 松平容保を主人公にした群像劇。倒幕派の桂小五郎に松方弘樹、蛤御門の戦いなど歴史的な事件を追いながら幕府の最後を描く動乱絵巻。孝明天皇の暗殺シーンがあるためか、劇場公開されてから一度もソフト化されていない。江戸末期。倒幕を企てる長州藩の桂小五郎は、朝廷勅令を得るため公卿の中山忠光に接近。忠光は倒幕計画に薩摩を加え、ついに薩長同盟が結ばれた。徳川家茂の病死により十五代将軍に即位した一橋慶喜が、会津藩の松平容保に尊王攘夷派の取り締まりを命じたことから、京都で会津対薩長の戦いが勃発。孝明天皇が次期天皇に院宮を内定したため忠光の父・忠能は激昂、桂小五郎らを使って孝明天皇を暗殺してしまう。次期天皇には忠能の孫である祐宮が即位し、形勢不利と見た院宮は容保に見切りをつけ忠能に取り入るのだった。錦之介熱演も空回り感で「柳生一族の陰謀」から始まった時代劇復興はならずに文字通り時代劇崩壊となった。仁義なき権力争いを目指したかどうかは別だが、颯爽感やカタルシスがない時代劇は暗い。1980年5月24日~6月6日豊橋東映。【サイズ:B2 2種類 剣&錦之介・松方】【年代:1980】