説明
2001ネンウチュウノタビ/原作:アーサー・C・クラーク「最後にして最初の人類」。製作・脚本・監督:スタンリー・キューブリック。脚本:アーサー・C・クラーク。SFX:ウォーリー・ビーバーズ、ダグラス・トランブル、トム・ハワード、コン・ペダースン。アーサー・C・クラークの原作を基に、S・キューブリックが映像化した宇宙SF映画の金字塔。人類の夜明けから月面そして木星への旅を通し、謎の黒石板“モノリス”と知的生命体の接触を、クラシックをBGMに色褪せることのない壮観かつ哲学的な映像で描いていく。公開当時、台詞や説明を極力省き、視覚表現で観客の意識に訴えるという作風は極めて斬新。映像のクオリティーや「人類の進化と地球外生命体の関係」という哲学的なテーマを賞賛する声の一方、抽象的な内容や非常に難解な結末を批判する意見もあり、賛否の渦が巻き起こった。それでも、公開当時の1968年における年間世界興行収入で1位を記録。現代では映画史におけるSF映画の古典として認識されており、日本の文部省が「特選」に指定した唯一のSF映画。1969年第41回アカデミー賞特殊視覚効果賞。1968年4月11日公開だったが豊橋市では1968年から10年間は未公開だった。豊橋市初公開は1979年リバイバル。1979年2月10日~3月2日広小路スカラ座。2001年2回目のリバイバル。【サイズ:B2&パンフレット表紙】【年代:1968年】