説明
ゼロカノオンナ アカイテジョウ/原作:篠原とおる。脚本:神波史男・松田寛夫。技闘:久地明。監督:野田幸男。主題歌:杉本美樹「女の爪あと」。赤い手錠をトレードマークに、犯人をあげるためには殺しもいとわず、自分の体も武器にする女刑事(デカ)・零を杉本美樹が演じる篠原とおる原作の雑誌リードコミック連載の映画化。特殊捜査を秘密裏に進める警視庁0課に所属する女刑事の零(杉本美樹)は、罪を免れていた外交官を射殺し留置場に入れられ、女囚たち(三原葉子・谷本小夜子他)から激しいリンチを受ける。刑務所を出所したばかりの仲原(郷瑛治)はカップルを襲い男を殺害するが、強姦した女が大物政治家(丹波哲郎)の娘と知り誘拐、父親に身代金を要求。三原葉子が妖艶な売春スナックママに扮して、ラーメンとどんぶり飯をほおばる場面がある。過去の東映作品で三原がひたすらミカンを食べたり印象的な役どころが多い。丹波哲郎は娘を取り戻し犯人をすべて始末するよう警視庁の戸浦六宏と室田日出男両刑事に命令する。警察は零を釈放し犯人グループのもとへ囮捜査で送り込み捜査が始まる。犯人グループは密かに動く警察の動きで仲間割れや警察のリンチで追い詰められていく。一味のひとりと接近した室田は零が刑事であることをあえて吹き込み、仲間割れを誘う。娘杏子が薬物中毒にされたことを知った丹波が保身のために娘杏子の殺害を命じたことから、日下は零ごと全員を消すことを決意して一味を追い詰めるが、返り討ちに遭う。殺し合いと逃亡の果てに、零、仲原、杏子だけが生き残る。仲原と零の一騎打ちとなり、仲原は倒される。警視庁前へたどり着くが、零は杏子だけ行かせ、自身は警察手帳を破り捨てどこかへ去る。野田監督はハードボイルドの中にもえぐい場面を取り込んで演出。俳優陣は熱演、杉本美樹は体当たり演技。1974年5月22日~31日豊橋東映、併映「網走番外地 荒野の対決」「昭和残侠伝死んで貰います」リバイバルの3本立て。【サイズ:B2&立看板】【年代:1974年】