007/危機一発

ショーン・コネリー/ロバート・ショウ、ダニエラ・ビアンキ、バーナード・リー、ペドロ・アルメンダリス、ロッテ・レーニャ、アンソニー・ド―ソン

説明

007/キキイッパツ/原作:イアン・フレミング1957年「ロシアより愛をこめて」。脚本:リチャード・メイボ―ム。音楽:ジョン・バリー。主題歌:マット・モンロー。監督:テレンス・ヤング。007ジェームズ・ボンド=ショーン・コネリーの人気を決定づけた世界的大ヒットのスパイアクションシリーズ第2作。前作よりさらにアクション要素を強めた活劇大作。1960年代の東西冷戦時代を背景に屈強なソ連の殺し屋(ロバート・ショウ)との格闘、ヘリコプターによる追跡、ボートでの脱走と、見せ場が次から次に登場する。英国情報部長Mのもとに、トルコ支局長のケリムから電報が届く。イスタンブールのソ連情報部に勤めるタチアナ・ロマノワ(ダニエラ・ビアンキ)という女スパイが、ソ連の暗号解読機「レクター」を引き渡すことを条件に、イギリスに亡命を望んでいるという。その背後には世界的な犯罪組織「スペクター」の恐るべき陰謀があった。ボンドはこれが罠だと知りつつも、タチアナと接触するためイスタンブールへと向かう展開。ボンドガールに抜擢されたのは1960年度ミスユニバース準優勝したイタリアのモデル ダニエラ・ビアンキ。マット・モンローの主題歌が「007ジェームズ・ボンドのテーマ」と共に大ヒットする。ロバート・ヴォーン「0011ナポレオン・ソロ」シリーズ、ディーン・マーティンの「サイレンサー」シリーズ、ジェームズ・コバーンの「電撃フリント」シリーズ、マイケル・ケインの「国際諜報局」シリーズなど世界的なスパイ映画ブーム到来。「危機一髪」の「一髪」ではなく銃弾の「一発」をかけたシャレが題名となったエピソード。殺し屋のロバート・ショウはブレイクして「バルジ大作戦」「わが命つきるとも」「ジョーズ」「空軍大戦略」「カスター将軍」「ナバロンの嵐」など大作に出演して名優として名高い。1972年にリバイバル公開時「ロシアより愛をこめて」にタイトル変更された。1964年8月1日~18日豊橋名画座、併映「ひとりぼっちのギャング」。1965年5月13日~21日豊橋名画座、併映007大会「007は殺しの番号」。1967年2月1日~10日豊橋松竹、併映「007ゴールドフィンガー」。1972年9月16日~10月6日豊橋名画座、併映「デカメロン」。【サイズ:B2】【年代:1964年】