黒水仙

デボラ・カー/サブ―、デヴィッド・ファーラー、ジーン・シモンズ、フローラ・ロプソン、エズモンド・ナイト、キャスリーン・バスリン

説明

クロスイセン/製作・脚本・監督:マイケル・パウエル、エメリック・プレス・バーガー。音楽:ブライアン・イーズディル。デボラ・カー主演。インド・ヒマラヤ山麓の女子修道院を舞台としたルーマー・ゴッデンの小説の映画化、マイケル・パウエルとエメリック・プレスバーガーが共同で脚本・共同監督。 インドでは一切、ロケーションは行われず全て書割でスタジオに美術が作られ、テクニカラー作品として撮影されている。 技術的な優秀さが高く評価され、第20回アカデミー賞撮影賞&美術賞受賞。撮影監督のジャック・カーディフは撮影賞とゴールデングローブ賞撮影賞を受賞。インド・ヒマラヤの女子修道院に赴任したイギリス尼僧達は、山麓で瞑想する聖人(将軍の叔父)が見守る嘗てハーレムだったヒマラヤの天空の宮殿で、過酷な自然と異文化に触れることで表れた、過去の記憶や自身の内なる世俗と対峙するドラマ。後年の「アナと雪の女王」のデザインにも影響があったかもとは個人的なイメージ。1952年11月27日~12月2日豊橋メトロ劇場、併映「死の接吻」。【サイズ:B5劇場プログラム表・裏】【年代:1952年】