魔女の宅急便

高山みなみ/佐久間レイ、戸田恵子、山口勝平、加藤治子、山寺宏一、大塚周夫

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説明

マジョノタッキュウビン/原作:角野栄子。脚本・監督:宮崎駿。音楽:久石譲。主題歌:荒井由美。スタジオジブリのブレイク作品で興収43億円の大ヒットとなる。当初70分ほどの中編を予定していた作品は製作が進むにつれ、100分を越える長編となった。スケジュールは押し、製作費は4億円に達した(ペイするには16億円以上の興行でなければならず、当時ジブリ最大のヒットは「となりのトトロ」の約12億円だった)。本作を配給したのは、スタジオジブリ発足前から徳間書店の作品の配給を手掛けていた東映が、東宝配給の前作『火垂るの墓』と『となりのトトロ』2本立て興行の失敗を理由にジブリ作品の配給の打ち切りを決定、本作は東映が配給する最後のジブリ作品となった。裏話的には、東映を説得するために日本テレビと宅急便登録商標のヤマト運輸が協賛スポンサーとなり、前売りと番宣ジョイントが効果的に大ヒットに繋がったとされる。以降の作品はすべて日本テレビがスポンサーと東宝配給となる。物語は、魔女の母コキリと人間の父オキノのもとで天真爛漫に育った13歳の女の子キキは、古くからのしきたりに従い、魔女修行の旅に出る。黒猫のジジとともに海沿いの街コリコにたどりついたキキは、パン屋のおソノに気に入られ、彼女の家の離れに住まわせてもらいながら店の手伝いをすることに。やがて、ほうきで空を飛ぶ力を使って配達屋の仕事を始めたキキは、森の中に暮らす画学生のウルスラや友だちになった少年トンボらと交流しながら、少しずつ成長していく。キャッチ「おちこんだりもしたけど、私はげんきです。」1989年7月29日~9月29日豊橋東映シネマ2。【サイズ:B2ポスター3種類&中吊り】【年代:1989年】