説明
フウウンシンセングミ/脚本:田辺虎男。音楽:小沢秀夫。監督:毛利正樹。1961年新東宝が倒産寸前で社長の大蔵貢も退陣して映画を上映する映画館がない状態でも嵐寛寿郎ことアラカンが自腹で総芸プロで製作した新選組二部作。続編も製作したが映画館上映は叶わずにテレビ放映されたいわく付き作品。アラカン主演の時代劇はこれが最後。アラカン近藤勇、土方に龍崎一郎、桂小五郞が伊達正三郎、西郷に舟橋元、松平容保には市川小太夫の他明智十三郎が出演。劇場でなくテレビ観賞の記憶。1961年5月公開だが当時僅かながら新東宝作品を上映していた豊橋国際劇場はニュー東映系の上映をしており、1961年4月公開の「私は噓を申しません」が新東宝作品の上映ラストだった、この豊橋国際劇場は1961年11月21日でニュー東映が第一系統と合流するので閉館となり約20年の歴史を閉じる。【サイズ:B2ポスター】【年代:1961】