説明
フウウンジ オダノブナガ/監督河野寿一。大うつけ者と言われながら自己の信念と理想を貫き通し戦国を切り開いた天才武将織田信長の半生を桶狭間の合戦をクライマックスに描く戦国大ロマン。錦之助は1955年「紅顔の若武者織田信長」に続く二度目の信長、濃姫が香川京子、平手政秀の月形龍之介と齋藤道三 進藤英太郎は前作と同配役、羽柴藤吉郎が中村賀津雄、平手政秀の月形竜之介がやはり素晴しい。この年1959年は錦之助が2人の戦国武将「織田信長」と「独眼竜政宗」を主演した。映画黄金時代ならではのスケール大きな戦国時代劇は中村錦之助があって盛り上がる。この年大映では市川雷蔵主演で「若き日の信長」が製作された。戦国武将を主人公にしたドラマはNHK大河しか出来なくなった現代では信じられないスケール。2023年のNHK大河ドラマは「どうする家康」となるし、東映創立70周年記念映画「レジェンド&バタフライ」では木村拓哉と綾瀬はるかのダブル主演に古田新太の脚本で「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督での大作が2023年に公開される。1959年10月25日〜11月2日第一東映、併映「七つの弾丸」。1960年2月3日〜8日銀座東映、併映「若桜千両槍」「特ダネ三十時間女の牙」三本立て。1960年6月27日〜30日南東映、併映「浪人八景」【サイズ:B2】【年代:1959】