風が吹くとき

ジョン・ミルズ(森繁久彌)/ペギー・アジェクロフト(加藤治子)、ロビン・ヒューストン(高井正孝)。

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説明

カゼガフクトキ/原作・脚本:レイモンド・ブリッグズ。音楽:ロジャー・ウォーターズ。主題歌:デビッド・ボウイ。監督:ジミー・T・ムラカミ(日本語版監督:大島渚)。「スノーマン」などの絵本作家レイモンド・ブリッグズ原作の絵本を映画化したアニメ作品。イギリスの片田舎で暮らす実直な老夫婦が核戦争に巻き込まれながらも、希望を捨てずに生き抜こうとする日常をシニカルに描いた名作。日本語版監督を大島渚、声の吹き替えを森繁久彌と加藤治子らベテランが担当。2008年デジタルリマスター版、2024年にリ場バル公開され、蘇る鮮やかな色彩が、より一層核戦争の恐怖を詳細に伝えている。老夫婦のジムとヒルダは田舎町に引っ越し、のんびりと年金生活を送っていた。そんなある日、政府から3日以内に戦争開始の勧告があり、ジムは政府推奨のパンフレットを基に家のドアで家庭用核シェルターを作り始める。そしてラジオで3分後に敵国のミサイルがイギリスに到達するという放送が流れた後、町はものすごい爆風にさらされる。やがて放射能に侵され二人だけの生活もシェルターで祈りながら静かに終わる。庶民目線で核戦争の悲劇を訴えた1961年東宝「世界大戦争」も名作。1987年7月25日公開だが豊橋では未公開、リバイバル公開時はユナイテッドシネマ豊橋18で上映。【サイズ:B2ポスター】【年代:1987年】