顔役1965 東映

鶴田浩二/高倉健、佐久間良子、三田佳子、藤純子、江原真二郎、天知茂、待田京介、大木実、長門裕之、アイジョージ、曽根晴美、佐々木孝丸、曽我廼家明蝶、安部徹、大村文武、宇佐見淳也、遠藤辰雄、内田朝雄、室田日出男、神田隆、河合絃司、片山滉、

説明

カオヤク1965/脚本:笠原和夫・深作欣二・石井輝男。音楽:八木正生。監督:石井輝男。ギャング映画の総決算ともいえる大スケール、豪華キャスト、シャレたタッチでスリルいっぱいの東映東京オールスターギャング映画。タイトル後の関東城政会幹部集会でキャスト紹介的に関東側の登場人物が順次登場する場面が洒落た音楽を背景に展開。江原・鶴田・高倉・待田・曽根・アイジョージから天知茂の司会で集会が始まる。関東の暴力組織城政会会長檜山(安部徹)は産業地帯の埋立地整理の権利獲得に奔走するが、これを狙って関西組織同志会(宇佐見淳也・遠藤辰雄・関山耕司・潮健児)が東京進出を画策して激突。両者の尖兵たちの噛み合い、友情、仁義に男の世界が描かれる。空撮で両陣営が並んでいる場面が印象的。鶴田浩二と高倉健が兄弟分で安部徹の配下、天知茂が安部の後釜を狙う幹部で鶴田が天知を倒し、関東・関西やくざの睨み合いの中で鶴田浩二と高倉健が互いを撃ち合うラストは夜明けの撮影。佐久閒良子が盲目で鶴田の女房、大木が元やくざで鶴田の戦友で三田佳子が妹。劇中後の大ヒットとなる「網走番外地」の曲がBGMや高倉健が口ずさんだり随所に流れる。1965年1月3日~14日豊橋東映、併映 中村錦之助・北大路欣也の大作「德川家康」。1965年3月3日~9日銀座東映、併映「忍びの者 続霧隠才蔵」。1965年6月6日~8日南東映、併映「「忍びの者 続霧隠才蔵」。1970年6月13日~19日豊橋東映、併映「三匹の牝蜂」。【サイズ:B2】【年代:1965年】