霧の旗1977

山口百恵・三浦友和/三国連太郎、小山明子、高橋昌也、関口宏、加藤治子、石橋蓮司、金田龍之介、神山繁

説明

キリノハタ/原作:松本清張。脚本:服部圭。音楽:佐藤勝。監督:西河克己。山口百恵&三浦友和コンビの第7作。1965年倍賞千恵子版に続く二度目の映画化。ゴールデンコンビの映画なので三浦友和出番が多く設定されており主人公桐子の恋人になっている。弁護士に三国連太郎、愛人に小山明子。1978年正月映画として公開。前作『泥だらけの純情』で初の現代劇に挑んだ山口百恵が、たっての希望で松本清張のベストセラーミステリーにて汚れ役を演じた。監督は本作がシリーズ最後となる『春琴抄』の西河克己、脚本は『あゝ野麦峠』の服部佳が担当して深みのある本格的な社会派人間ドラマに仕上げている。西河克己監督は彼女の顔をアップで捉える際、左面に影を付ける事で桐子の二面性を表現する。兄の写真を見る表情には既にアイドルの面影はない。「横須賀ストーリー」を発表して既に歌の世界ではアイドルから脱却しており、そろそろ映画でも汚れ役に挑んでも…という矢先の本作。自分の将来も棄てて復讐を続ける決意をした桐子が唯一の味方だったジャーナリスト三浦友和から貰った三通の手紙を読み返す場面である。彼女は一瞬だけ笑みを浮かべてからその手紙を引き裂いてしまう。女の幸せを全て封印する決意をした瞬間の彼女の絶妙な演技が印象的。1977年12月16日~1978年1月20日公開、豊橋西武東宝、併映「惑星大戦争」。1979年4月14日~24日豊橋西武東宝、併映百恵・友和大会「炎の舞」「ふり向けば愛」「絶唱」「春琴抄」。【サイズ:B2ポスター】【年代:1977年】