雷電

宇津井健/北沢典子、坂東好太郎、沼田曜一、舟橋元、小林重四郎、小畠絹子、伊達正三郎、池内淳子、御木本伸介

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説明

ライデン/原作:尾崎士郎。脚本:杉本彰・中川信夫。音楽:小沢秀夫。監督:中川信夫。江戸の名大関雷電為右衛門の若き日の物語で2部作で宇津井健主演で製作・公開された新東宝作品。1767年(明和4年)信濃国関家の長男として誕生、幼名は太郎吉。幼い頃から体格に恵まれ、14~15歳の頃には既に6尺(約181センチ)。13歳の小諸の奉公先での仕事と怪力ぶりがきっかけとなって相撲の世界へ。1783年天明の飢饉で当時の相撲集団の大きな収入源だった巡業も中止が相次いだ。浦風一行も北陸地方を中心とした巡業を行っていたものの中止となったことから収入源を断たれ、幸運にも凶作の被害を受けなかった上原道場に戻り、力仕事を手伝いながら慰安相撲を行い、翌年春まで逗留した。太郎吉は関取稽古を受けて力を付け、浦風から力士転向を勧められる。1784年伊勢の海部屋に入門当時の角界の第一人者だった谷風の内弟子として稽古、4年後の1788年部屋の紹介で松江藩お抱え力士として4人扶持で松江藩士となると同時に、信州の両親には金40両が与えらる。ここで雲州ゆかりの「雷電」を名乗り、1789年初土俵。大阪相撲で小結で付け出し。江戸では谷風が小野川と共に吉田司家から横綱免許を授与され、これを機に江戸相撲は相撲黄金時代を迎える。1790年江戸相撲で初土俵の関脇。1792年臼井の甘酒屋の娘・はん(後の八重)と結婚する。ここまでが新東宝映画「雷電」「続雷電」の物語として描かれる。後にも先にも「雷電」を描いた映画はこの1本だけ。「続雷電」は後年2015年CS放送で放送された時に録画してDVD保存している。1959年11月18日~24日豊橋国際劇場、併映「大学の御令嬢」「警察官」。「続雷電」が翌週公開で1959年11月25日~30日豊橋国際劇場、併映「伝助の殺人狂時代」「海上Gメン」。【サイズ:A2】【年代:1959年】