雪之丞変化

長谷川一夫/市川雷蔵、勝新太郎、山本富士子、若尾文子、中村鴈治郎、市川中車、林成年、加藤嘉、船越英二、南道郎、毛利菊枝、大辻司郎、柳永二郎、藤原礼子、德川夢声、中村豊、伊達三郎、浜村純、水原浩一、尾上栄五郎、

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説明

ユキノジョウヘンゲ/原作:三上於兎吉 脚本:伊藤大輔、衣笠貞之助、和田夏十 音楽:芥川也斗志、八木正生 殺陣:宮内昌平 監督:市川崑  希代の二枚目長谷川一夫300本記念映画として製作された大映オールスター映画で正月映画第二弾。戦前に大ヒットした映画をリメイクして長谷川一夫は1936年以来2度目の雪之丞を27年振りに演じることになる。長谷川はこのとき50代半ばで流石にスマートではないが市川崑監督演出の映像は斬新で美しいのと擬音もしっかり入り画質の良さが際立つ、この作品以降長谷川は映画界から舞台へ活躍の場を移して勝新と雷蔵の所謂カツライス時代となる。江戸で興行を張る上方歌舞伎の女形役者・中村雪之丞(長谷川一夫)は、父を冤罪で陥れ自死に至らしめた土部三斎(中村雁治郎)と広海屋(柳永二郎)の姿を認めた。三斎の娘の浪路(若尾文子)は雪之丞に恋をし、雪之丞は彼女を利用して父の仇を討とうとする。雪之丞は一人の刺客に襲われた。かつての剣のライバル門倉平馬(船越英二)。その場は忽然と現われた侠盗闇太郎(長谷川一夫二役)に救われた。三斎の娘浪路は、先日の観劇以来、雪之丞のあで姿に側室の身を忘れ恋患の床についた。川口屋(伊達三郎)は、大奥を動かすには浪路の機嫌をと、一計を案じた。雪之丞は好機とばかり浪路に近づくが、地位も名誉も捨ててひたすら己にすがる浪路をみて胸を痛めるる。女賊のお初(山本富士子)が三斎の屋敷に忍ぶが、雪之丞に発見され追い返されてしまう。お初は、雪之丞の部屋に忍びこみ、そこで雪之丞の秘密を知る。川口屋は江戸の飢饉に乗じて、江戸中の米を買いしめていた。雪之丞は川口屋の相棒広海屋をそそのかし、広海屋の米を投売に江戸に出させた。影響で川口屋は破産し、広海屋に放火。広海屋は川口屋を絞め殺し、三斎の力をかりるため、浪路を誘拐。広海屋は浪路に刺され、浪路は島抜け法師(勝新太郎)よって闇太郎の隠家に連れこまれた。闇太郎の知らせで雪之丞が駆けつけた時は浪路は死亡。雪之丞は、三斎との対決に彼の屋敷へ乗り込んだが、三斎はもはやこれまでと自から毒を呷る。長崎一の海産商、松浦屋清左衛門に無実の罪を押しつけて、謀殺した時の長崎奉行土部三斎と広海屋、それに松浦屋の番頭であった川口屋は、松浦清左衛門の遺児雪之丞によって裁かれた。雪之丞と義賊闇太郎の二役を長谷川一夫、市川雷蔵が昼太郎、勝新が島抜け法師、船越英二が刺客で中村鴈治郎が土部三斉、若尾文子に山本富士子など出演。タイトルまで5分、戦後の雪之丞は東千代介・美空ひばり・大川橋蔵と長谷川一夫の4人だけ。1963年1月13日〜26日丸物会館、併映「陽気な殿様」。【サイズ:雑誌広告】【年代:1963】