説明
リクグンナカノガッコウ クモイチゴウシレイ/監督:森一生。市川雷蔵が新境地を目指して製作された新シリーズ第二作目。謎の軍用船連続爆沈事件の謎を暴く陸軍中野学校卒業の諜報部員椎名次郎の活躍。脚本は東映警視庁物語シリーズの長谷川公之。陸軍中野学校を優秀な成績で卒業した椎名次郎は、北支軍司令部付を命ぜられ、北支へ赴任の車中で、至急電報を受け取った。それは雲一号指令である。指定された場所神戸、ここを舞台に、日本へ潜入したスパイ機関と、命を賭けて対決することになるが、敵スパイも優秀で雲指令一号はいかにして敵を封ずるか?の内容。梅香(村松英子)と夜警は中国延安で数多くの中から選ばれた優秀な中国人で、日本人になりきる為の訓練を受け、日本の重要基地神戸へ送りこまれた抗日愛国者であり、それと連絡を持つレストラン経営の親日家を装う英国人、また椎名の大学仲間で、今は「香港プレス」の神戸駐在員として愛国者を偽装して日本の上流社会に接近、日本の重要秘密を流していた反戦主義者の佐々木などが次々と浮び上る。この四人の上に立って直接行動を指示し、集めた重要機密を無線で外国に送信していたのは意外にも神戸のXX教会の外人神父であった。キャッチ「日本の機密を狙う国際スパイ団!迎え撃つ陸軍中野学校一期生の精鋭!スパイのテクニックのすべてをつくして闘う壮絶の諜報戦!」1966年10月1日〜14日豊橋大映、併映「続酔いどれ博士」【サイズ:B2】【年代:1966】