説明
リクグンナカノガッコウ ミツメイ/脚本:長谷川公之。監督:井上昭。市川雷蔵の陸軍中野学校シリーズ第四作目。イギリス諜報部の極東キャップ「キャッツアイ」が日本に潜入した情報で椎名次郎が調査、キャッツアイの正体を暴く。昭和十五年の春、中国大陸で謀略活動に従事していた陸軍中野学校出身の、辻井機関の特務将校椎名次郎が、街頭で憲兵隊に逮捕され、スパイ容疑で日本へ強制送還されるところから始まる。拷問のあと釈放された次郎を待っていたのは、意外にも草薙中佐だったが、彼はこれが自分の謀略で次郎が留置所で一緒だった元外相の高倉秀英(山形勲)にスムーズに近づくための手段であったと知らされる。次郎は、草薙の命令で中野学校三期生の狩谷とコンビを組み、ドイツのゲシュタポとも協力して、英国の極東情報機関のキャップ、キャッツ・アイの正体を探るが、手がかりとみられた浅井男爵未亡人や高倉までが次々と殺され、躍起となった次郎は、高倉の娘、美鈴の協力を得て、やっと謎の男を英国大使館前で取り押え、日本の危機を救う。ゲスト女優は野際陽子と高田美和。キャッチ「日本を襲う外国スパイ網への挑戦!極秘命令中野学校に下る」。1967年7月8日〜23日豊橋大映、併映「悪名一代」。1967年11月15日〜21日松竹シネマ、併映「用心棒」【サイズ:B2】【年代:1967】