闘牛に賭ける男

石原裕次郎/北原三枝、二谷英明、芦田伸介、三﨑千恵子、天草四郎、三津田健、高原駿雄、安部徹、

説明

トウギュウニカケルオトコ/脚本:山田信夫・舛田利雄。音楽:佐藤勝。監督:舛田利雄。スペインを中心にヨーロッパでロケーションを行った正月映画。この作品の後結婚した石原裕次郎と北原三枝二人の最後の共演映画となった。闘牛に魅せられ、闘牛を日本で開催したいと奮闘する若き新聞記者の男とその恋を描いた作品。新聞社事業部で、スペインから闘牛を呼ぶ興業担当の裕次郎は、スペイン国内事情の理由で興業が中止になり、地方に左遷されたので社を辞めて「呼び屋」を友人の高原駿雄と始め、アメリカの中古テレビ映画の輸入をして大成功し、丸ビルに事務所を持つまでになる。だが、映画製作を手掛けるようになり、既存企業から妨害を受けて潰れてしまう。そして、今度はスペインの闘牛を呼ぼうと決心してスペインに行く。これにお嬢様の北原三枝と財閥の御曹司の二谷英明との恋愛が絡む。しかも、スペインでの3人の回想によって話が語られるので、非常に分かりにくい展開なのが難。1960年12月27日~1961年1月2日豊橋駅前日活、併映「コルトが背中を狙ってる」。1961年11月29日~12月2日豊橋駅前日活、併映「早討ち野郎」。【サイズ:四つ切り】【年代:1960年】