説明
カントウナガレモノ/脚本:棚田吾郎、小椋正彦。音楽:小杉太一郎。技闘:渡井嘉久雄。監督:小沢啓一。ダイニチ映配。主題歌:テイチクレコード渡哲也「関東やくざ小唄」、挿入歌:東芝レコード水原弘「からだの中を風が吹く」、ワーナーパイオニア流健二郎「新宿流転」。昔気質のやくざ水島道太郎に育てられた渡哲也が、叔父貴分の悪ボス南原宏治に水島や兄弟分の内田良平や水島の子分今井健二など皆殺しにされる。東映から曽根晴美・今井健二が出演。今井健二は幼い頃母親と共に南原に拾われた義理で板挟みになり、南原からの指示で渡と対峙するがわざと斬られ、渡を庇いながら殺し屋青木義朗達に殺されるといった具合に東映ではない役どころで熱演。渡の弟である沖雅也を人質にされて罠を承知で南原宏治・曽根晴美・小高雄二・青木義朗のアジトに殴り込む。ヒロインは丘みつ子、水島道太郎の娘で渡と恋仲。木村俊惠が渡を助ける元ヤクザの女房での儲け役。水原弘が歌手の役で出演。渡哲也のアクションはシャープでキレが良い、ラストは南原を追いつめ殺して警察に逮捕されて「終」。1971年2月17日〜26日豊橋大映、併映「夜の最前線東京㊙地帯」。1971年6月16日〜22日松竹シネマ、併映「極悪坊主飲む打つ買う」【サイズ:B2】【年代:1971】