説明
カントウハタシジョウ/脚本:村尾昭・小沢茂弘、監督:小沢茂弘。大正末期、滝井組滝井政次郎が土建業の手腕を買われて川崎の土手事業を請け負うが河津清三郎阿久津一家との対決が待っていた。女工待遇改善運動をしていた藤純子が悪德やくざの放ったダイナマイトで失明する女工役、工事請負をした村田英雄の邪魔をするあくどい河津に対して一家50名を率いて六郷土手で600名にダイナマイトと長ドスで挑む大殺陣。三島ゆり子が大木の女房として純子の世話をしたり良い味を出している。鶴田浩二の子分には大木実、山本隣一、山城新伍、藤山寛美など。タイトル通り果たし状を突き付けて悪ボスを一掃して無事に村田英雄が工事起工式を実施するラスト。1966年東映正月映画の第1弾として「網走番外地」と同時公開。1965年度の興行収入ベストテンでは東映任侠映画が5本を占めて任侠全盛に入りこの作品は興行第3位となり2億5千万円。1965年12月31日〜1966年1月12日豊橋東映、併映「網走番外地北海篇」。1966年1月15日〜19日銀座東映、併映「網走番外地」。1966年2月5日〜8日銀座東映、併映「密告者」。【サイズ:B2】【年代:1966】