野良犬1966大映

田宮二郎/坂本スミ子、成田三樹夫、藤岡琢也、高毬子、河野秋武、早川保、垂水悟郎、笠原玲子

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説明

ノライヌ1966/脚本:藤本義一。監督:井上芳夫。田宮二郎主演のガン・アクション「犬」シリーズ第7作。レギュラーの天知茂刑事は登場しない代わりに河野秋武が刑事役、ライバルには成田三樹夫。凄腕のガンファイター、成田三樹夫と、ダイスカップで立てたダイスの曲撃ち勝負。不敵な成田と軽い鴨井大介。好敵手誕生にふさわしい名場面ともいえる。成田は親分の代わりに務め出所してきたばかりで、引退を希望するも垂水悟郎の逆鱗に触れて監禁される。大介は交通事故でケガした少女・田村寿子を助けて病院へ。その病院の看護師・高毬子に一目惚れして、少女の見舞いに日参。少女は成田三樹夫の妹で、鴨井大介は二人のために人肌脱ごうと奮闘努力。今回もお人好しのキャラ全開で、それに振り回されるのが、坂本スミ子とその元亭主・藤岡琢也。プログラムピクチャーとしては安定の面白さ。そこに事件記者・早川保がスクープ狙いで加わり、大介に張り付いてという展開。クライマックスの成田三樹夫&田宮二郎の戦いと友情、銃撃戦のあの手この手のヴィジュアルが楽しい。マスコミの横暴に、大介は「お前らはマスゴミ!」と言い放つ。田宮は「鉄砲犬」「続鉄砲犬」に続く3本目の「犬」に主演して絶頂期。1966年12月10日~16日豊橋大映、併映「女の賭場」。【サイズ:B2】【年代:1966年】