遠い太鼓

ゲーリー・クーパー/マリ・アードン、リチャード・ゥエッブ、レイ・テイール

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説明

トオイタイコ/監督ラオール・ウオルシュ、音楽マックス・スタイナー。ゲーリー・クーパー扮する将校ワイアット大尉を主人公に1840年頃のフロリダ準州での先住民インデイアンセミノール族との戦いのドラマ。物語はタフツ中尉の回顧録で始まる、目指すフロリダ奥地の島に到着して中尉が初めてクーパーワイアット大尉に会うときのクーパーの登場場面が格好良い。武器商人の砦に40名程度の精鋭で乗り込み銃の補給を止める為の作戦で、人質を救い任務を果すが帰路 次々と襲いかかる凶暴なセミノール族から逃れる為に沼地を通る場面やラストの酋長との一騎打ちなど見せ場が多い活劇篇。特に沼地での場面では蛇やワニとの遭遇や戦いが続き結構スリリングな展開で、カヌーもなく歩いて先住民の追跡をかわしながらの逃避行。一行は目指すクーパーの島に到着するが家が焼かれて逃げ場を失い、ラストは一騎打ちで退ける。水中場面は綺麗な水なのでフロリダのジャングルではないのが欠点。翌年の1952年にクーパーは「真昼の決闘」に出演してアカデミー賞を受賞するが戦前からトップスターだったクーパーの華やかな時代は1950年代半ばまで続く。1953年2月13日〜18日メトロ、併映「インデイアンの砦」【サイズ:B2】【年代:1951】