説明
ユウセイカラノブッタイＸ／原作：ジョン・Ｗ・キャンベル「影が行く」。脚本：ビル・ランカスター。特撮：アルバート・Ｊ・ウィットロック、ロイ・アイボガスト、リロイ・ルートリ―、ミッチェル・Ａ・クリフォード。音楽：エンニオ・モリコーネ。監督：ジョン・カーペンター。「ハロウィン」「ニューヨーク1997」などで知られるジョン・カーペンター監督が、ハワード・ホークス製作の古典的名作１９５２年「遊星よりの物体X」をリメイクしたＳＦホラー。極寒の南極観測基地という閉ざされた空間を舞台に、宇宙から飛来した生命体に襲われる観測隊員たちの恐怖を描く。南極の大雪原。一匹の犬がアメリカの観測隊基地に現れるが、犬の正体は10万年前に宇宙から飛来し、氷の下で眠っていた生命体だった。生命体は接触した生物に同化する能力をもっており、次々と観測隊員に姿を変えていく。このままでは、およそ2万7000時間で地球上の全人類が同化されるということがわかり、基地は通信手段、交通手段を断って孤立。そんな状況下で、隊員たちは次第に相手が生命体に同化されているのではないかと疑心暗鬼に包まれていく展開でグロテスク宇宙怪物の極り。2018年10月にデジタルリマスター版でリバイバル公開。１９８３年１月１５日～２月４日公開、松竹シネマ、併映「初体験リッチモンド・ハイ」。【サイズ：Ｂ２】【年代：1982年】
