警視庁物語 血液型の秘密

堀雄二/中山昭二、神田隆、松本克平、須藤健、花沢徳衛、山本隣一、佐原広二、東野英治郎、今井俊二、星美智子、山村聰、山東昭子、菅井きん、柳谷寛、大東良、沢村貞子、松村達雄、こまどり姉妹、杉義一、成瀬昌彦、谷本小夜子、五月藤江、梅津栄、八代万智子、小林裕子

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説明

ケイシチョウモノガタリ ケツエキガタノヒミツ/企画:斉藤安代。脚本:長谷川公之。音楽:小川寛興。監督:飯塚増一。警視庁物語シリーズ第13作。第14作「聞き込み」と連続した物語となっている。野犬が嬰児の死体を発見。死後三日、血液型はO型。林(花沢徳衛)・金子(山本隣一)刑事は、嬰児のおむつの、酒屋“伊浪”と書かれた手拭を手がかりに、親許を調査。長田(堀雄二)・山形(中山昭二)刑事は嬰児の肩にあるあざを手がかりに捜査。二組の捜査班がアパートひかり荘で顔を合わせる。ひかり荘に住む吉本夫婦の子供だった。吉本は女を作り、半年前から妻と別居中。母親安子は事件の三日前に吉本に赤ん坊を押しつけて当日吉本から安子へ電話があったことが判明。安子は一時、勤務先の所長野崎(東野英治郎)と同棲していた。吉本は小料理屋に下宿していたが、店の道子とも関係。道子は妊娠四カ月。安子が轢死体で発見。吉本は安子と別れるために、安子に野心をもつ野崎に合わせるためだったといった。子供も、自分の子か野崎の子か分ったものではないと言い張るが、血液型はO型。事件の当日野崎と安子らしい男女が泊ったという旅館の女中が現われた安子が親子心中を図り、赤ん坊を殺したがその時は自殺することができずその後鉄道自殺。赤ん坊は吉本の子だった悲しい結末。当時東映一番館の第一東映は建て替え中で封切りは銀座東映で代替え上映。1960年6月7日11日銀座東映、併映 東千代之介「暴れん坊兄弟」。【サイズ:B2】【年代:1960年】