警視庁物語 深夜便130列車

堀雄二/中山昭二、神田隆、花沢徳衛、山本隣一、須藤健、佐原広二、松村達雄、加藤嘉、山茶花究、今井俊二、片山滉、織本順吉、小宮光江、八代万智子、利根はる恵、大村文武、小嶋一郎、谷本小夜子

 

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説明

ケイシチョウモノガタリ シンヤビン130レッシャ/企画:斉藤安代。脚本:長谷川公之。音楽:小川寛興。監督:飯塚増一。警視庁物語シリーズ第12作は初の正月映画として公開されて中編から長編として80分に拡大。東京汐留駅で発見されたジュラルミンケースの女性死体が大阪から発送されたことが判明してシリーズ初の大阪府警との連携捜査。死体の目からはコンタクト・レンズが摘出され、解剖の結果、絞殺死、年齢三十歳前後、肋膜を患ったことがある等が判る。トランク詰殺人事件捜査本部は東京と大阪に設置。天王寺駅で二十代色白の男が、野球帽の少年を伴い、リヤカーで運搬。梅田駅の倉庫係の証言で、男が隅田川駅から梅田駅に到着したトランクを引取り、そして同日天王寺駅から汐留駅にそのトランクを送っていた。タクシー運転手の供述で、重いトランクを茶臼山の近くまで運び、茶臼山に遊ぶ野球帽の少年(風間杜夫)がリヤカーを貸し、トランクを天王寺駅まで運んだ。被害者は草間文子、化粧品セールスのため関西に出張して行方不明、過去に肋膜を患い、銀行預金五十六万円を所持そのうち五十四万円が引出されていた。長田部長刑事(堀雄二)、山形刑事(中山昭二)は、隅田川駅へトランクを運んだ男を逮捕。隅田館というアパートから二十五歳位の男の依頼で運搬。犯人は吉村春夫(小嶋一郎)といい、化粧品セールスの女が出入りしていた。吉村には花山あや子(小宮光江)という恋人がいて逃亡寸前の彼女を捕えると吉村とともに、21時30分の東京駅発、筑紫号で博多へ逃亡を企て。待合せ場所は熱海。すでに列車は熱海を出ている。吉村は、上り列車に乗っていることが分った。終着駅東京で、吉村は逮捕される。大阪府警に加藤嘉・山茶花究・今井俊二。捜査一課に中山昭二が加入。1960年1月9日~14日豊橋第一東映、併映 大川橋藏「雪之丞変化」。1960年10月29日~11月1日南東映、併映「ご存じいれずみ判官」「黒い指の男」。【サイズ:B2】【年代:1960年】