西部悪人伝

リー・バン・クリーフ/ウイリアム・バーガー、フランコ・レッセル

説明

セイブアクニンデン/原題「サバタ」、監督フランク・クレイマー、音楽マルチェロ・ジョムビー二。サントラ盤キングレコード。リー・バン・クリーフの新シリーズは娯楽色一杯でヒット、西部の007的なヒーローを華麗なガンプレイと共に10万ドル強奪事件の真相を追い男爵や判事など真犯人を裁く。黒いテンガロンハットに黒づくめの服装にマントコートの姿、子分にはメキシコ人とインデアイン。流れ者バンジョーも絡んでマカロニ初期の残虐性やリンチ場面もあまり無く撃合いを見せる。クリント・イーストウッドがハリウッドへ凱旋帰国してからも、この俳優はイタリア映画界に止まってアクション映画界の大事な俳優になる。何と言ってもこのあとハリウッド西部劇「荒野の七人 真昼の決闘」(1972年)での主演には西部劇役者として感無量だったに違いない。1971年5月15日〜28日松竹ロキシー、併映「ケマダの戦い」【サイズ:B2】【年代:1970】