説明
セイブノカオヤク/脚本:ガートルード・パーセル、フランセス・ハイランド。音楽:デヴィッド・バトルフ。監督:ウィリアム・C・マクガン。ジョン・ウェイン主演。ゴールド・ラッシュ時代の西部サクラメントへ新生活を求めてやってきたボストン男トム・クレイグ(ジョン・ウェイン)は町のボス、ブリット(アルバート・デッカー)の婚約者で歌手のレイシー(ビニー・バーンズ)と親しくなる。レイシーがトムに店を提供し共同経営を始める。無益の争いを好まぬトムだったがブリットともめ事になり、トムが調合する薬の中に毒薬を混入しトムを罪に陥れる。激昂した町の人たちがトムをリンチにかけようとしたとき近くの土地に金が出たというニュースが伝わり人々はリンチを忘れて飛び出す。ブリットとの婚約を解消したレイシーも金の土地へ行ったが、そこでは悪性の伝染病が発生。トムは薬品を列車に積んで出発。ブリットは途中で薬品を奪おうとしたがトムの機転で不成功に終わり、仲の悪かった弟のジョーに殺される。ブリットは死ぬ間際、毒薬事件はトムの責任ではないことを明かし彼の無実を証言して息絶え、薬で伝染病を防ぐ。1942年製作で日本公開は1953年だが豊橋では1953年~1957年まで未公開。【サイズ:キネマ旬報広告】【年代:1953年】