説明
ワカオヤブンヲケセ/脚本:浅井昭三郎。監督:中西忠三。市川雷蔵の人気シリーズ第6作。恩人や世話になった人々を次々に殺める新興やくざの悪ボスに対対して若親分が敵地に乗り込んで復讐を果たす任侠映画。南条組二代目組長の武を刑務所まで迎えに来たのは、亡き父の親友である三野組の弥五郎。帰りの汽車の中で弥五郎は殺害される。現場で特徴のある短刀の鞘と、弥五郎が残した「水上のよろい」という手がかりを得た。武は水上の町の料亭で板前として働きながら、町の新興ヤクザである鎧組を探る。料亭の女将さだ(木暮実千代)には勝巳という息子がおり、海軍兵学校から帰ってきた制服姿の勝巳を見て、武はかつての自分の姿を思い出していた。だがその勝巳が鎧組に監禁される。竹村少佐(戸田皓久)からの金が届き、千代竜(藤村志保)は身請けされ、さだの養女に迎えられたが、その頃さらに勢力を伸ばそうとする鎧の手で源八が殺された。その遺骸を引取りに行った武は、鎧組三羽烏の一人三田村の匕首を見て、彼が弥五郎殺しの犯人であることを知った。汽車に残された鞘とぴったり合う。源八の通夜の日、親分遺愛の短刀を手にした武は暴れ込む鎧組の者を斬りまくり、千代竜をかばいながら、三田村、鎧を斬った。武は千代竜に自分の本当の名前を明かさず元海軍少尉とだけ告げて、水上を去る。悪親分には安部徹。1967年2月25日〜2月28日豊橋大映、併映はフランキー堺「ラーメン大使」3月1日〜7日併映「悪名桜」。1967年5月10日〜12日銀座東映、併映「兵隊やくざ俺にまかせろ」。1967年7月24日〜28日豊橋大映、併映「酔いどれ博士」【サイズ:B2&複合ラーメン大使】【年代:1967】