若き日の次郎長 東海道のつむじ風

中村錦之助/渥美清、丘さとみ、北沢典子、星美智子、ジェリー藤尾、山形勲、水島道太郎、田中春男、河原崎長一郎、大村文武、柳永二郎、千秋実、和崎俊也、

説明

ワカキヒノジロウチョウトウカイドウノツムジカゼ/脚本:小野竜之助。音楽:服部良一。監督:マキノ雅弘。マキノ監督による錦之助次郎長シリーズ3作目は1962年正月映画、このあと北大路欣也と組んだ「喧嘩笠」のリメイク「殴り込み甲州路」へ続く。二足草鞋の猿屋勘助(山形勲)は、甲府勤番支配平垣三郎兵衛(柳永二郎)を抱きこみ、次郎長を召捕る。権(千秋実)と仲間の人足も一緒に捕えられた。留守を預る大政は、子分一統を引連れて甲府にのりこんだ。勘助と三郎兵衛は、次郎長達を祭りのイケニエにすることにした。大政らは策を練り、石松をわざと牢に入れ次郎長に連絡させた。祭りの当日、次郎長達は、牛車にのせられて町なかに引っぱりだされた。そこへ、大政らが斬りこんで来た。その最中、権はお甲をみてびっくりした。お甲は権の昔の恋人だったのだ。次郎長は勘助を斬り倒した。そこへ、平垣の隊が「御用」とばかり押寄せてきたが、「やくざ同志のデイリ」と次郎長はつっぱねた。しかし、平垣はどうしても次郎長召捕りにかかった。だが、町の人々が次郎長に応援するので平垣はしかたなく引上げる。大喜びの群衆と、新しく人足頭になった権と、お甲の睦じい姿を背に、次郎長一家は甲府宿を背にした。1962年1月3日〜8日第一東映、併映「ひばりチエミの弥次喜多道中」。1962年3月21日〜27日銀座東映、併映「威風堂々」【サイズ:近代映画】【年代:1962】