花と嵐とギャング

高倉健/鶴田浩二、小宮光江、清川虹子、江原真二郎、曽根晴美、佐々木孝丸、山本麟一、小川守、関山耕司、八名信夫、沖竜次、八代万智子

説明

ハナトアラシトギャング/原作:藤原審爾「花と嵐とギャング達」。脚本:佐治乾。音楽:三保敬太郎。監督:石井輝男。新東宝を退社して東映入社第1回作品となった石井輝男監督のギャング映画。以降石井監督はギャング路線のエースとして東映アクション活劇を引っ張り、4年後の1965年には「網走番外地」を大ヒットさせる。歯切れの良い画面処理で新鮮な感覚でしかも登場人物が皆悪人という設定が興味深い。主演は高倉健で刑務所帰り、妻の小宮光江はバーの経営でも前科者、小宮の兄が鶴田浩二で国際ギャング、母親が清川虹子が女傑。弟小川守もチンピラと言った具合。銀行ギャングで奪った金をめぐり争奪戦と殺し合いの果てに皆死亡、ラストは健さんが「バカヤロー!」と土怒鳴ってエンド。ニュー東映作品。1961年6月24日~7月1日豊橋国際劇場、併映 千葉真一「風来坊探偵 岬を渡る黒い風」。1961年10月25日~31日銀座東映、併映「右門捕物帖 まぼろし灯籠の女」。1961年11月12日~14日豊橋国際劇場、併映「地獄に真っ赤な花が咲く」1961年12月20日~21日南東映、併映「俺が犯人だ」。1964年2月23日~28日豊橋東映、併映近衛十四郎「三匹の浪人」。【サイズ:B2 リバイバル】【年代:1961年】