説明
マタタビサンニンヤクザ/監督 沢島忠。ユーモアと哀愁と人情の要素を取り込んだ三話オムニバス股旅時代劇。いずれも三様の三度笠の魅力で仲代達矢・松方弘樹・中村錦之助が演じる。折り目正しい仲代・生き延びる事を第一に考えるドライな松方・臆病なのに立派な振りをする錦之助の三人に絡む女優陣が桜町弘子・藤純子・入江若葉。沢島監督との名コンビだった錦之助との最後の主演映画となる、当時は任侠映画の台頭で「様式美・情念・ヒューマニズム」は迫力無しと批判されて沢島監督の時代劇居場所が狭くなる。1965年5月22日〜6月4日豊橋東映、併映「色ごと師春団治」。1965年12月19日〜21日南東映、併映「勝負は夜つけろ」【サイズ:B2】【年代:1965】