総長の首

菅原文太/鶴田浩二、安藤昇、舟木一夫、梅宮辰夫、丹波哲郎、樹木希林、池玲子、夏純子、森下愛子、松田瑛子、三浦洋一、ジョニー大倉、清水健太郎、品川隆二、田中邦衛、小池朝雄、岸田森、成田三樹夫、西村晃、遠藤辰雄、汐路章、織本順吉、小倉一郎、

説明

ソウチョウノクビ/企画:俊藤浩滋・本多達男・田岡満。脚本:神波史男、中島貞夫。音楽:森田公一。技斗:上野隆三。監督:中島貞夫。主題歌:ジョニー大倉「夕陽に走れ」。実録でもなく任侠でもないやくざ群像劇で菅原文太中心に豪華キャストで描く。中島貞夫監督なので長尺137分。「ベラミ事件」を題材にしているが山口組の心情を考慮して時代設定を大正に置き換えて製作。昭和初期、関東大震災の爪痕が残る東京浅草が舞台。浅草には関東侠友会と地元浅草を花森組が張り合っていたが、花森組組長・花森庄造(安藤昇)と関東侠友会幹部・有田栄吉(鶴田浩二)が兄弟盃を交わしていたため、何とか均衡を保っていた。しかし花森組傘下の血桜団のチンピラ、新堂卓(清水健太郎)、金井鉄男(ジョニー大倉)、長谷部稔(三浦洋一)の3人が、賭場のいざこざで侠友会組員を映画館内で射殺したことから、均衡が崩れ始める。血桜団団長・八代一明(小池朝雄)は身代わりを自首させて事を収めようとするが、いきり立つ侠友会・小池勝利(梅宮辰夫)は、殺し屋(岸田森)を放って、銭湯の湯舟で八代を新堂らのいる前で刺殺。面倒見の良かった八代を慕っていた新堂ら3人は、団長の復讐を誓い流血の争いに発展して悲劇が始まる。興行は不振でヤクザ映画は岐路になり敏腕俊藤プロデユーサーも秋風で時代の変化。1979年4月7日~27日豊橋東映、併映~13日「やくざの墓場くちなしの花」、14日~27日「女囚さそり第41雑居房」。【サイズ:B2 2種類】【年代:1979年】