緋牡丹博徒 仁義通します

藤 純子/片岡千恵蔵、若山富三郎、菅原文太、松方弘樹、清川虹子、三島ゆり子、光川環世、名和宏、待田京介、長門裕之、河津清三郎、中田ダイマル・ラケット、汐路章、国一太郎、川谷拓三、志賀勝、西田良、加藤浩、堀正夫、中村錦司

説明

ヒボタンバクト ジンギトオシマス/脚本高田宏治。監督斉藤武市。助監督関本郁夫、殺陣上野隆三。シリーズ第8作は最終作で正月映画。舞台は明治38年、世話になった大坂堂満一家のお神楽のおたかこと清川虹子の臨終に立ち会い遺言で松方弘樹と待田京介に縄張りを分けるが、不満な待田が悪ボス河津清三郎・名和宏に付いて松方と長門裕之を殺す。お竜と熊虎若山富三郎と松方の日露戦争の戦友菅原文太3名が雪道を殴り込み御大片岡千恵蔵の大親分が見守る。お竜姐御も貫禄がついて立居振舞が良い。ラストは悪玉を斬って傷つきよろめきながらお竜と死んだ文太を抱きかかえる熊虎が歩く場面で「終」。一世風靡したヒロインお竜さんは傷つきながら画面に消える「お竜別れの白刃の舞い」。この作品の2か月後公開の引退記念映画「関東緋桜一家」で銀幕から去る。1972年1月11日〜21日豊橋東映、併映「狼やくざ殺しは俺がやる」。1972年4月19日〜25日松竹シネマ、併映「喜劇誘惑旅行」【サイズ:B2】【年代:1971】