説明
ヒボタンバクト オリュウサンジョウ/脚本加藤泰・鈴木則文。監督加藤泰。殺陣 谷明憲。浅草舞台に鉄砲久一家アラカンこと嵐寛寿郎親分と鮫州政一家安部徹と天津敏の争いに「花札勝負」で別れた盲目の女性との再会を交えて渡世の厳しさを描く任侠メロドラマ。雪の今戸橋場面での菅原文太とのみかんが転がる場面が有名でラストは浅草タワーでの大殺陣。冒頭の盲目女性と再会する場面で三原葉子が黙々とみかんを食べる場面が印象的で「遊侠一匹」以来の名演。殺陣は浅草タワー内階段を活用した場面で構図的に上手い演出、純子の立居振舞が美しい。1970年3月5日〜16日豊橋東映、併映「関東テキ屋一家喧嘩仁義」。1970年10月21日〜27日松竹シネマ、併映「座頭市あばれ火祭り」。1972年5月17日〜26日豊橋東映、併映「緋牡丹博徒」リバイバル大会【サイズ:B2】【年代:1970】