綱渡りの男

フレデリック・マーチ/テリー・ムーア、グロリア・グレアム、キャメローン・ミッチェル、ロバート・ビーティ、リチャード・ブーン

説明

ツナワタリノオトコ/原作:ニール・バスタン。音楽:フランツ・ワクスマン。監督:エリア・カザン。フレデリック・マーチ主演。名匠エリア・カザン監督が描くチェコスロバキアの小サーカス団が国境脱出を企てる物語でニール・バスタン原作の短篇「国際事件」の映画化。1953年のチェコスロバキア。小サーカス団の団長カレル・チャニック(フレドリック・マーチ)は、赤色政権下の圧迫でサーカスの興行を続けて行くことが困難になり、腹心の座員と秘かに計ってアメリカの占領地区へ脱出を企てていた。カレルの前妻の娘テレザ(テリー・ムーア)は、一座の雇員ジョー・フォスデク(キャメロン・ミッチェル)と恋仲であったが、カレルはフォスデクの身分を怪しみ、2人の仲を許さなかった。サーカス団は脱出を決行することになり、カレルの決意を知ってザマも彼への愛情を甦らせた。カレルはスパイに拳銃で射たれて重傷を負うが一行は出発。途中、フォスデクはチェコの看視兵を殺して軍服を奪い、チェコ兵に化けた彼の先導で一行は国境へ近づいた。国境守備隊は白昼にサーカス団が国境突破を企てていようなど思いもよらず、サーカス団は兵隊たちの前で色々な芸を見せ、彼等の目を欺いた。一行は国境の橋梁を突破し、アメリカ占領地区になだれ込み、脱出は見事成功した。カレルは自由の国でサーカス興行を続けるよう命じて息をひきとる。1953年12月2日~8日豊橋第一映画劇場、併映 嵐寛寿郎「逆襲!鞍馬天狗」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1953年】