絆ーきずなー

役所広司・渡辺謙/夏八木勲、中村嘉津雄、津川雅彦、川合郁子、麻生祐未、田中健、内藤武敏、加藤治子

説明

キズナ/白川道。脚本:荒井晴彦。音楽:朝川朋之。監督:根岸吉太郎。役所広司&渡辺謙共演のサスペンス。実の父親殺しの過去を持つ男、伊勢孝昭(役所広司)が主人公。孤児として育ち実業家の顔と裏社会の双方の顔を持つ伊勢には、音楽家として成功した妹の薫(川合郁子)を守るため、秘密とスキャンダルを防ぐのに伊勢は再び拳銃を手に取ることになる。あるジャーナリストの殺人事件に使われた拳銃が、過去の事件にも使われていたことが判明し、伊勢の周囲にいる人々との「絆」が試されるハードボイルドなサスペンス作品。刑事の佐古章生(渡辺謙)がこの事件を執念深く追いかける。背景は、母を苦しめた末に死に至らしめた実父・池尻殺し。船乗りだった継父を病気で亡くし、母親をも失った哲郎(役所広司)は、養護施設を出た後、母を自殺に追いやったのが実父だと知って、彼を射殺した。馬渕薫は、哲郎の母と継父との間に出来た妹。池尻殺害後、哲郎は音大の教授夫妻に養女としてもらわれていった薫に迷惑がかかってはと、伊勢孝昭を名乗り、ふたりの関係を隠して生きてきた。岡堀はそれをネタに、薫と婚約者で西地グループの御曹司・圭介をゆすっていた。養護施設時代から、哲郎を兄のように慕っていた慎二と千佳子は、ハイエナのような岡堀の計画を知るに及び、池尻殺しに使ったまま隠し持っていた拳銃を使って、岡堀を殺害した。哲郎は、全ての罪を自分ひとりで被ることを決意。対立する久原組に殺された仲間・布田の仇である木部を例の拳銃で殺害し、自らも自殺することで愛する者たちの生活を守ろうとする。薫のコンサートに出かけた後、布田の妻で哲郎に想いを寄せ続けている今日子が止めるのも聞かず、哲郎は右腕とも言うべき茅野の力を借りて、木部殺害を実行。怪我を負った哲郎は、海外逃亡用に茅野の用意してくれた船に乗るべく焼津の港へと急ぐも、到着したところで遂に力尽きてしまう。港で待ち受けていた佐古は逮捕の機を得ながら、薫のことを想う哲郎の気持ちをおもんぱかり、今日子の腕の中で息を引き取る哲郎の死をただ黙って見つめる。1998年6月6日公開、豊川コロナワールド。【サイズ:B2ポスター】【年代:1998年】