説明
シュウデンシャ/脚本:シュザンヌ・ラフマン、フランソワ・トリュフォー。音楽:ジョルジュ・ドルリュ―。監督:フランソワ・トリュフォー。カトリーヌ・ドヌーブ主演でフランスの名匠フランソワ・トリュフォーが、ナチス占領下のパリで文化の灯を守るため奮闘する演劇人たちの姿を、ロマンスを絡めながらサスペンスフルに描いたドラマ。1981年・第6回セザール賞で作品賞・監督賞など10部門を総なめし、トリュフォー最大のヒット作となった。1942年、ドイツ軍に占領されたパリ。モンマルトル劇場の看板女優マリオンは、ユダヤ人であるため国外へ逃れた支配人兼演出家の夫ルカに代わって劇場を切り盛りしている。実はルカは劇場の地下に身を潜めており、毎夜のマリオンの訪問を心待ちにしていた。しかしマリオンは、新作舞台で相手役に起用された新人俳優ベルナールに惹かれていく。戦闘シーンなどなくても戦時下の緊張感と閉塞感も感じられた。主役の二人、ドパリュドゥーの無骨さとドヌーヴの相変わらずの美しさも印象的な作品。1982年4月10日公開だが豊橋市での樹夫栄実績は不明(未調査)。2022年6月にリバイバル公開。【サイズ:B2ポスター】【年代:1982年】