説明
スバラシイカイテイリョコウ/監督:M・デュビュイソン。撮影:ベルギーリュージュ大学海洋調査隊。オーストラリア大陸近海につらなる世界最大のサンゴ礁グレート・バリア・リーフに挑んだ、ベルギー探検隊の海洋長編記録。協力はベルギー文部省、ベルギー科学調査財団、ベルギー海洋学センター、ベルギー海軍。内容は資料から引用◇海底の神秘的な美しさ。◇南海の魅惑・サンゴ礁--サンゴ虫はカルシウム分を出し、コロニーと呼ばれるサンゴ団地を作る。◇世界最長五十キロにわたるすばらしいプラチエ--海中のサンゴ礁が、年に六回ぐらいしかない引潮にぶつかると、プラチエと呼ばれる状態になる。◇未知の世界サンゴ礁の裏側--サンゴ礁の裏側は光も弱く、潮の流れも悪く、やはりサンゴも細くもろくなる。そこに住む魚は大群をなし、静かな世界を彩る。◇どう猛なオニヒトデ。◇自然のつくり出した数々の芸術品--ハタタテダイはあざやかな縞模様の魚で、ヤガラは英語ではトランペット・フィッシュと呼ばれる芸術的な魚。◇二枚貝で一番大きいオオジャコ。◇海底をいろどる海の星・ヒトデ。◇ウニの生態。◇自然の水族館。◇サンゴ礁の大敵マングローブ--海水を吸って成長する木、マングローブから排出される液は海を濁し、サンゴ礁の大敵となっている。◇木登りの名人トビハゼ。◇クマノミとイソギンチャクの共同生活--イソギンチャクの毒に免疫性のあるクマノミは、イソギンチャクの繁みの中で生活し、そのかわりに、その美しさで、イソギンチャクの餌になる小魚を、さそい込んでいる。◇猛毒を持つ南海のウツボ。◇危険なテンジクザメ。◇巨大なマンタイトマキエイ。◇華麗な踊りをみせるミカドウミウシ。◇鳥の楽園。◇凄絶な生存競争をするカモメ。◇サンゴ磯の無頼漢・ウミヘビ。◇オオウミガメの産卵--卵を生むため、オオウミガメは砂浜に上ってきて、二百個近い卵を生み落とし、また海へかえっていく。太陽の熱によって、ウミガメの子は砂の下から生まれてくる。それは喜びと感動にみちた光景。1970年8月15日公開情報だが豊橋市では名画座・松竹ロキシー、広小路スカラ座、ロマン4館とも1970年~1972年まで未公開。【サイズ:B2】【年代:1970年】ネ】