説明
ダイ５０カイゼンコクコウコウヤキュウセンシュケンタイカイ セイシュン／脚本：井出雅人・白坂依志夫・伊藤清・谷川俊太郎。音楽：山本直純。監督：市川崑。１９６８年９月２１日公開。文部省選定。明治百年記念作品。全国高校野球選手権大会の５０回を記念して企画・製作された長編記録映画。甲子園を目標に励む球児や晴れの舞台で活躍する選手たちを“青春”をテーマに描いたもの。芸術祭奨励賞・映画の日特別功労賞。市川監督は、高校野球の映画化について「プロ野球とは違った野球の面白さと、多感な若者の姿に惹かれた。また、当時の高校野球には純粋な感じがあった」と述べている。「東京オリンピック」のノウハウを活かし、撮影は夏に大会が開催される半年前の冬から始める事とし、大会に臨む北国の練習風景など、各校が甲子園に出てくる過程を集中的に描く脚本が井出雅人によって作られた。市川によるコンテ作りと、それに伴う打ち合わせによって演出の共有を行った後、地方校の練習風景の撮影が分担制によって全国各地で行われたが全国的には不発。１９６８年９月２１日～１０月８日丸物東宝、併映「ドリフターズですよ冒険冒険また冒険」。【サイズ：B2】【年代：1968年】
