説明
ダイサンノカゲムシャ/原作南条範夫。脚本星川清司。3人目の影武者として召し抱えられた侍になりたい男が次第に疑問を持ち最後は本人を殺して成りすまして武将として国を統一するが秘密がばれて幽閉。二十年後に国が滅ぶが座敷牢に衰弱した老人がいた。影武者の数奇で残酷な物語を井上梅次監督が描く。雷蔵をスカウトするのが金子信雄、殿さま妾が万里昌代、殿さまの嫁候補の姫が高千穗ひづるで乗っ取りを企む参謀で影武者の秘密を知るのが天知茂。1960年代は世界的な残酷ブームで時代劇も残酷化、華やかな東映調時代劇は影を潜めて集団時代劇や残酷物が増加するがブームは2~3年。マカロニウエスタンブームが次ぎにやってくる。1963年5月22日〜6月4日丸物会館、併映「赤い水」。1964年6月17日〜23日銀座東映、併映「暗黒街大通り」【サイズ:プレス四つ切】【年代:1963】