説明
ワタシハコクハクスル/原作:ポール・アンセルム。音楽:ディミトリ・ティオムキン。監督:アルフレッド・ヒッチコック。モンゴメリー・クリフト主演。強盗殺人を告白された神父モンゴメリー・クリフトが、自分に容疑がかかりながらも、戒律によって真犯人を明かすことができずに追い詰められていく姿を描くサスペンス。カナダのある教会で働く男ケラーが、神父に、強盗殺人をしてしまったと告解。やがて、その事件の容疑者として神父に嫌疑がかかる。だが、懺悔中に聴いたことは他言してはならない、というカトリックの戒律のため、神父は真犯人の名を明かすことが出来なかった。事件の真実を知るケラーの妻が真相を話そうとしたが、ケラーに拳銃で撃たれ殺されてしまう。ケラーはホテルへ逃げ込み、カール・マルデン警視はモンゴメリーらとともにケラーを追う。モンゴメリーはケラーを説得しようとしたが、逆上したケラーは自らの罪をカール・マルデン警視の前で暴露し、モンゴメリーに拳銃を撃ってきた。ケラーはカール・マルデン警視の命令によって包囲する警官の銃弾に倒れる。舞台劇を映画化。パンフレットキャッチ「状況と心理描写、雰囲気醸成と人物がおかれた立場が生み出したサスペンス」。1954年7月21日~27日豊橋メトロ劇場、併映「哀 愁」。【静:B5パンフレット】