神戸国際ギャング

高倉健/菅原文太、丹波哲郎、真木洋子、磯野洋子、和田浩治、夏八木勲、田中邦衛、泉ピン子、今井健二、石橋蓮司、大滝秀治、菅井きん、楠本健二

説明

コウベコクサイギャング/製作:俊藤浩滋。脚本:松本功・山本英明。技斗:上野隆三。監督:田中登。高倉健東映専属ラスト作品であり、菅原文太との共演もラスト。後に山口組幹部となった通称「ボンノ」こと菅谷政雄をモデルに俊藤プロデユーサーが復活を期して取り組んだギャング映画の大作だったが興行は不振。昭和22年神戸。敗戦後間もないこの無法地帯に、雑草のごとく誕生したギャングの一団があった。横暴を極める極悪人たちを震え上がらせるこの一味が、その日限りのマシンガン、カービン銃、ハジキ、バズーカ砲をブッ放し、非情なまでに暴れまくる! 白スーツに身を包む貫禄のダンディズム・高倉健、野獣一匹クールに燃えるマシンガン・菅原文太。ダンディに正装した明日なき男たちの凄絶な生きざまを、ダイナミックなアクションの連続のなかに描いた迫力のギャング映画。監督を日活から田中登を招いたが東映カラーに合わず、高倉健に濡れ場を演じさせたり、早口な関西弁で科白を云わせたりしたが却って健さんイメージを損なう結果。1975年10月4日~21日豊橋東映、併映「好色元禄㊙物語」。【サイズ:B2】【年代:1975年】