白い恐怖

イングリッド・バーグマン/グレゴリー・ペック、レオ・G・キャロル、マイケル・チェ―ホフ、ロンダ・フレミング、ノーマン・ロイド

説明

シロイキョウフ/原作:フランシス・ビーディング。脚本:ベン・ヘクト。音楽:ミクロス・ローザ。監督:アルフレッド・ヒッチコック。グレゴリー・ペック&イングリッド・バーグマン共演のサスペンス映画の傑作。新しく病院にやってきたバランタイン(グレゴリー・ペック)という医師は、白地に縞の模様を見ると発作を起こすという奇癖を持っていた。やがて、彼の代わりに来るはずだったエドワーズ博士が、行方不明になるという事件が起こる。バランタインが疑惑の渦中に立たされる中、病院の女医コンスタンスだけは彼の無罪を信じ、発作の原因を追究する。ニューロティックなサイコ・スリラー。主人公が垣間見る幻想シーンのビジュアルにはサルヴァドール・ダリが協力している。イングリッド・バーグマンは女医で、美人だが研究一徹、同僚の求愛にも見向きもしない性格で治療院にやってきたグレゴリー・ペック博士を名乗る若い男にバーグマンが一目惚れをする。精神異常と記憶喪失をテーマに、バーグマンが犯人と対決するサスペンスが様々な場面で展開される。美貌と演技力が高まった時代のバーグマン。第18回アカデミー賞音楽賞受賞、作品・監督・助演男優・撮影・特殊効果賞にノミネート。1945年製作だが豊橋では1952年公開。1952年12月18日~24日豊橋松竹、併映「情炎」「その夜の妻」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1954年】