男の争い

ジャン・セルべ/カール・メーナー、ロベール・マニュエル、ロベール・オッセン、マルセル・リュボビシ

説明

オトコノアラソイ/原作・脚本:オーギュスト・ル・ブルトン。音楽:ジョルジュ・オーリック。監督:ジョールス・ダッシン。ジャン・セルべ主演のフランス・ギャング映画サスペンスの佳作。出所したヤクザのトニーが、仲間と宝石の強奪を図る。精緻をきわめた作戦は見事に成功するが、仲間の一人の情婦からアシがつき、大物ギャングが乗り出してくる。敵は仲間の息子を誘拐して、トニーの居場所を突き止め宝石を要求する。ト二ーは単身乗り込んで子供を取り返すが、事情を知らない父親のジョーは金を持って隠れ家へ行くが返り討ちに会い、トニーが到着した時には息を引き取っていた。トニーは重傷を負いながらギャング一味を全滅させて子供を母親の元へ返す。宝石強盗の場面が台詞なしでほぼ30分展開して手に汗握るハラハラドキドキが至って面白い。ハリウッドの「裸の街」に匹敵するフレンチギャング映画。1955年11月3日~9日豊橋メトロ劇場、併映「佐久間ダム」「想い出の欧州映画」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1955年】