説明
ゲンナマニテヲダスナ/原作:アルベール・シモナン。脚本:ジャック・べッケル、アルベル・シモナン、モーリス・グリック。音楽:ジャン・ウィエネル。監督:ジャック・べッケル。ジャン・ギャバン主演。フランスギャング映画の古典でありジャン・ギャバンの代表作。テーマ曲:グリスビーのブルース。5千万フランの大金をめぐる暗黒街の男たちの闘争を描くアクション。初老のギャング、マックス(ジャン・ギャバン)は、親友のリトン(ルネ・ダリ―)と組んで、5千万フランの大金強奪に成功する。そのことを知った敵対するギャングは、リトンを捕らえマックスから金を奪おうとする。親友を誘拐されたマックスは、最後の仕事としてリトンの救出に向かう。カーチェイスと銃撃戦で親友をなくしたうえに5千万フランの金も失う。過去も未来もなく、現在の世界に生きる男の世界。凄みのあるアクションも魅力でリノ・ヴァンチュラの本格的デビュー。キャッチ「恋か5千万フランの金塊かはたまた男の世界の友情か!!」。ジャン・ギャバンが渋くクールであって義理に厚い侠客みたいな演技。日本では片岡千恵蔵。1955年3月24日~31日豊橋メトロ劇場、併映「南部に轟く太鼓」。1956年10月19日~22日豊橋メトロ劇場、併映「ジョニーダンク」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1955年】