説明
オウケノタニ/原作:C・W・ツェーラム。脚本・監督:ロバート・ピロラッシュ。音楽:ミクロス・ローザ。ロバート・テーラー&エリノア・パーカー共演。テクニカラー作品。 ドイツのツェーラムによる考古学研究の歴史を小説化した『神・墓・学者』から着想を得ており、ロバート・ピロッシュとカール・タンバーグが作成した脚本を、ピロッシュ自らが監督し映画化した冒険アクション。我が国初公開のエジプト映画。タイトル通りエジプトナイル川ほとりにある「王家の谷」と呼ばれる古代の墳墓群を舞台にしている。英国婦人アン・マーゼデス(エレノア・パーカー)は、父の遺志をついでラホテップ王の墓を探すため、夫フィリップ(カーロス・トンプソン)とともにエジプトのカイロへやって来た。アンの父は生前有名な考古学者で、彼はロンドンで発見した小さな金の像から手がかりを得、ラホテップ王の墓を発見すれば、旧約聖書のエジプトにおけるヨセフの記述が真実であるという証拠が発見できると信じていた。アンはアメリカの考古学者マーク・ブランドン(ロバート・テイラー)と知り合い、このことを語った。マークは疑わしく思いながらも彼女の美しさに惹かれて協力することにした。1955年4月1日~7日豊橋メトロ劇場、併映「バルテルミーの大虐殺」。1956年7月11日~20日豊橋メトロ劇場、併映「ピクニック」。【サイズ:B5パンフレット】【年代:1956年】