獄門帳

鶴田浩二/香川京子、笠智衆、近衛十四郎、左卜全、岡田英次、須賀不二男、市川小太夫、藤間林太郎、香川良介、永田光男

説明

ゴクモンチョウ/原作:沙羅双樹。脚本:井出雅人。音楽:鈴木静一。監督:大曾根辰保。鶴田浩二主演の文芸時代劇。三枝喬之助(鶴田浩二)は、主人の妻さき(香川京子)と愛し合ったうえに主人を殺した罪で投獄されていた。だが御牢奉行の石出帯刀(笠智衆)は不審に思い、この事件について調べ始める。大曾根辰夫はこの作品から辰保と名前を変えている。喬之助が引廻しはりつけになる日、帯刀はさきが生きていることを知り、喬之助に告げた。牢の近くに大火事が起った。帯刀は火事が納ったら必ず善魔寺に戻ってくることを約束させて囚人たちを自由に避難させた。喬之助も、この機会を得てさきに会うことができた。さきは、専十郎(須賀不二男)によってあらぬことを三之助(岡田英次)に告げ口され、救い上げられてからは喬之助が死んだといわれてほとんど押込め同様にされていた。三之助に功を立てたのは、実はさきだった。さきは我を忘れており、自分が刺したことは記憶にすら残らなかった。その時喬之助はあくまでこのさきの罪を負おうと決心した事で自首する。1955年6月22日~7月5日豊橋松竹、~6月27日「太平洋戦争」。6月28日~7月5日「蜜月旅行」。【サイズ:B5 雑誌時代映画広告】【年代:1955年】