狼王ロボ

ドキュメンタリー 日本語版解説:宇野重吉

カテゴリー: タグ: , ,

説明

オオカミオウロボ  /  原作:アーネスト・トンプソン・シートン「シートンの動物記」。製作:ウォルト・ディズニー、ジェームズ・アルガ―。音楽:オリバー・ウォーレス。撮影:ジャック・クーファー。1890年頃、最も獰猛な狼として千ドルもの莫大な懸賞金をその首にかけられた、狼王国のキング“ロボ”の生涯を劇的に描いたウォルト・ディズニーの大自然冒険ドラマ。67分。ロボの母狼は、牧童たちの銃弾にあたって殺された。ロボは初めて知った。人間に「銃」という恐ろしい武器のあることを……。父狼も人間の罠にかかって死んでいった。やがて、ロボはある群れのボス狼を倒して自らボスの地位についた。黒色の雌狼、ソンブラを妻とし、断崖の穴倉住宅に新居を構える。ロボは家族ができた以上、養わねばならなかった。ロボは最も獰猛な狼として南西部一帯に鳴り響き、彼の首に千ドルの懸賞金がかけられる。ある日、テキサスから数頭の猛犬を引き連れた猟師が来る。一本橋を渡ってすみ家に帰るロボを発見。彼は、その一本橋のたもとに強烈な罠を隠して待ちぶせた。その翌朝、妻のソンブラが罠にかかり猟師に捕らえられる。ソンブラを捕らえた猟師はすぐ撃ち殺そうとしたが、狼は夫婦愛が極めて強く、一方を捕まえると必ず片方が奪い返しに来る習性を思い出し、ソンブラを牧場の小屋に閉じ込め、奪い返しに来るロボを狙う計画を立てた。ロボは妻の危険を知って、夜に乗じて現れた。そしてロボを先頭とした狼の一群は牧場の牛に襲いかかった。驚いた牛の群れは暴走をはじめ柵を破り、ソンブラが閉じ込められていた小屋を引っくり返す。ロボは妻の救出に成功したが、もはやこの一帯は安全な場所ではなくなったことを知って一群を引き連れると、未開の奥地へ安住の地を求めて去っていく。1963年10月29日~11月11日豊橋名画座、併映「不死身の二挺拳銃」。1973年11月3日~13日松竹ロキシー、併映「シーラ号の謎」。【サイズ:B2】【年代:1963年】