犬神の悪霊

大和田伸也/小山明子、岸田今日子、泉じゅん、室田日出男、鈴木瑞穂、小林稔侍、

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説明

イヌガミノアクリョウ/脚本・監督:伊藤俊也。音楽:菊池俊輔。科学では解明しきれない俗信の世界を現代を舞台にした日本独自のオカルト映画として伊藤俊也が脚本を書き]。映画界にオカルトブームが起き、特に1976年秋に日本で公開された「オーメン」のメガヒットや角川「犬神家の一族」もあり、この企画が通り製作が決まり伊藤俊也監督が4年ぶりのメガホンをとった。タブーとされていた憑き物の差別問題を社会派として描く一方で、テンポの早いジェットコースター的な展開が後半になるにつれこれでもかと続くため、印象的で個性的な作品に仕上がっている。特にラスト、家族とは別に一人だけ村外れで荼毘にふされていた主人公の死体が突然起き上がって、何かを訴えるかのように溶けていくシーンは意図が捉えがたく、作品の評価を分ける原因との伝説。1977年6月18日~7月1日豊橋東映、併映「新女囚さそり 独房X」。【サイズ:B2】【年代:1977年】