説明
ボタンドウロウ/原作三遊亭円朝。脚本依田義賢。監督 山本薩夫。世の中の不条理をテーマにした怪談映画。旗本三男坊新三郎本郷功次郞は武家社会に嫌気がさして長屋住まい、お盆の灯篭流しの日に出会った遊女のお露赤座美代子と下女のお米大塚道子と知り合い身上話を聞いて同情して結ばれる。しかし二人はこの世の人間ではなかった、やがて新三郎の精気が失われていき悲しい結末を迎える。足がない幽霊なのにカランコロン下駄の音が怖い。日本で最初にワイヤーアクションを取り入れた怪談映画。1968年6月29日〜7月12日豊橋大映、併映「怪談おとし穴」。1969年5月10日〜16日豊橋大映、併映「眠狂四郎女地獄」。1972年9月2日〜8日豊橋松竹、併映「怪猫呪いの壁」「怪談雪女郎」【サイズ:B2】【年代:1968】