説明
ナダソウソウ/脚本:吉田紀子 音楽:千住明 監督:土井裕泰 主題歌:夏川りみ「涙そうそう」(なだそうそう)挿入歌:BEGIN「三線の花」東風「太陽」大城美佐子「ナークニー」。「涙そうそう」は森山良子作詞、BEGIN作曲。「涙そうそう」の意味は、涙がポロポロこぼれる様子であり、森山が早世した兄への思いを歌詞に込めたもので歌の世界を妻夫木聡と長澤まさみ主演で映画化。切なくも美しい兄妹の愛の感動ドラマに仕上がる。主演の兄・洋太郎には、「ジョゼと虎と魚たち」「春の雪」の妻夫木聡、妹のカオルには「タッチ」「ラフ」の長澤まさみ。「いま、会いにゆきます」で初めてメガホンをとったテレビディレクター土井裕泰の監督2作目。沖縄で暮らす新垣洋太郎(妻夫木聡)は、飲食店を持つことを夢見ながら、昼も夜もなく働き続ける青年。彼のもとに、義理の妹であるカオル(長澤まさみ)がやってくる。洋太郎には、嬉しくてたまらなかった。洋太郎の母親である光江(小泉今日子)は、彼が8歳の時に再婚し、新たな父親の連れ子がカオルだった。幼い頃はぎこちなかった二人の関係も、現在では血のつながった兄妹以上のものとなり、洋太郎にとってはかけがえのない存在。沖縄本島の高校に合格したカオルは、オバァ(平良とみ)と暮らしていた離島を離れ、洋太郎と一緒に暮らすことになっていた。義父は失踪し、母を病で亡くしていた二人にとって、お互いが唯一の肉親。洋太郎のアパートで、二人の生活が始まる。ようやく資金が貯まって念願だった居酒屋のオープンに漕ぎつける洋太郎だが、その土地の権利は偽造されたものだった。詐欺に引っかかったことを知る洋太郎。自分と仲間たちの手で塗装した店は解体され、洋太郎は多額の借金を背負う。恋人の恵子(麻生久美子)も、洋太郎のもとを去っていく。悩み苦しむ洋太郎を励ますのは、カオルだけだった。いつしか洋太郎との間に流れはじめた微妙な感情に戸惑うカオルは、大学の卒業を機に自立する決意を洋太郎に告げる。洋太郎も、それに反対はできなかった。二人が別々に暮らすようになって1年後、沖縄本土に大型台風がやってくる。その夜、カオルの身を案じた洋太郎は彼女の部屋を訪れる。久々に顔を合せる2人。しかし、洋太郎の肉体は、いつのまにか再起不能の病魔に冒されていた。懸命の看護もむなしく、他界する洋太郎。自分のために、昼夜を問わず働き通しだった洋太郎の愛を改めて知るカオル。その目からは、とめどない涙があふれる。TBSテレビ50周年記念映画。118分。2006年9月30日公開、ユナイテッドシネマ豊橋18。【サイズ:B2ポスター】【年代:2006年】




